〜全22の酒蔵が全国から青山に大集結〜
秋は新米の季節。いよいよ秋本番を迎えたファーマーズマーケットに全国から蔵元さんが集まります!
古くから私たちの文化に欠かせないお米の起源は、弥生時代から(最近の研究では)縄文時代晩期にまで遡るといわれ、お米、水、米麹を原料としてできる日本酒は、神へのお供物として古くから祭事のツールとしても登場してきました。また、人生の区切りとなるイベントでも度々その姿を見せ、私たちの文化に深く根差し、欠かせない存在となっています。
現在も気軽に料理とのペアリングとして親しまれる日本酒ですが、その種類は10,000銘柄を超え、酒蔵だけでも1400以上あるといわれます。そんな日本酒を一度掘り下げてみれば、美味しいだけではない、農業と醸造と私たちとの関係性が見えてきました。杜氏を中心に、それぞれの思想や哲学が詰め込まれ、今日も伝統と技術を継承しながら私たちのもとへと届けられる日本酒。それらは、“サステナビリティ”といった言葉が提唱されるずっと前から、“八百万の神”に代表される自然に感謝する各々の地域文化を日本酒造りを通してつないできた全国各地の酒蔵なくして語ることはできません。
今回は、 自ら米づくりをする酒蔵の会である「農!と言える酒蔵の会(※1)」とともに、自然に感謝する地域文化を未来につなげるためにも、農業と醸造と生活者をもっとつなげていく必要があると考え、「農!と言える酒蔵の会」の22の酒蔵が4日間に分けてファーマーズマーケットに登場します!
各々の酒蔵が愛情込めて醸した日本酒でご来場の皆さまと乾杯しながら、農と醸とサステナビリティについて語り合う機会の第一弾として、2023年10月7日(土)、8日(日)に「カクウチBar農!」を開催(11月25日(土)、26日(日)に第二弾を開催予定)。
「カクウチBar農!」では、米づくりと日本酒造りを通して、長年、地域文化継承の取組みを行なってきている各々の酒蔵がお薦めする美味しくも貴重な日本酒や甘酒、食品、グッズ等もお買い求めいただけますので、日本酒好きの方はもちろん、まだまだ日本酒初心者のみなさまも、ぜひこの機会にご来場ください。
※1 農!と言える酒蔵の会
農!と言える酒蔵の会は、自ら米づくりをする酒蔵が集まる会。酒米の品質と日本酒の品質には、とても密接な関係であることは言うまでもありませんが、 現状では農業と醸造の間に、十分な情報連携がなされていません。業界のさらなる発展の為には、 技術や文化など様々な面で、農業と醸造と消費者をつなげていく必要があると考えます。 そこで経験や技術を、事実に基づいてお伝えしつつ、各組織に連携を促していくのが、私たちの役目です。(全量自社栽培を推奨する会ではありません。)
開催日時|10月7日(土)、8日(日)、11月25日(土)、26日(日)10:00〜16:00
開催場所|ファーマーズマーケット内、ピロティ(渋谷区神宮前5-53-70 国際連合大学前)
Instagram|@agrisakebrewery
各日程の参加蔵元(所在地)|代表銘柄は以下の通り。
各酒蔵の想いや農との関わり方について、お薦めの日本酒とともに紹介しているので、ぜひご一読ください。
▼第一弾|10月7日(土)、8日(日)
10月7日(土)
秋田銘醸株式会社(秋田県)|美酒爛漫
株式会社髙橋庄作酒造店(福島県)|会津娘
株式会社永山本家酒造場(山口県)|貴
元坂酒造株式会社(三重県)|酒屋八兵衛
天鷹酒造株式会社(栃木県)|天鷹
丸本酒造株式会社(岡山県)|竹林
10月8日(日)
秋鹿酒造有限会社(大阪府)|秋鹿
株式会社西岡本店(茨城県)|花の井
合名会社森喜酒造場(三重県)|るみ子の酒
関谷醸造株式会社(愛知県)|蓬莱泉
有限会社仁井田本家(福島県)|仁井田自然酒 穏
▼第二弾|11月25日(土)、26日(日)
11月25日(土)
株式会社稲田本店(鳥取県)|稲田姫
黒澤酒造株式会社(長野県)|黒澤
剣菱酒造株式会社(兵庫県)|剣菱
合資会社大和川酒造店(福島県)|彌右衛門
酒井酒造株式会社(山口県)|五橋
吉乃川株式会社(新潟県)|吉乃川
11月26日(日)
秋田清酒株式会社(秋田県)|刈穂
泉橋酒造株式会社(神奈川県)|いづみ橋
株式会社一ノ蔵(宮城県)|ーノ蔵
千代酒造株式会社(奈良県)|櫛羅(くじら)
富士錦酒造株式会社(静岡県)|富士錦
2023.10.2