雑誌『NORAH Season3 : Winter 2013』が12月21日に発売開始!

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FOOD FOR THOUGHTS
現代において、なにを、誰と、どのようにして食べるかで、その人の人生ほとんどが決まってしまうのではないか?まず、なにを食べるかは、ありとあらゆる偽装食品を見抜き、どのようにつくられてきた作物からできた食べ物なのかを知ることからはじまる。それを誰がどのように調理したものを、誰とどのようにして食べるかが大切なこと。自然の恵みをどのようにいただくかが、結局のところ、その人の選択であり、人生をつくっていくことになる。

 
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1、クラフトの心
クラフトとはなんだろうか。熟練の技巧、手仕事、そこからうみだされるもの。まずはそうしたことが思い浮かぶ。けれど、現代のクラフトに思いを巡らせてみると、それだけを意味しているのではないのではないかと思わずにはいられない。大量生産ではなく、手仕事で丁寧につくられたものを生活に取り入れ、それを大切に暮らすこと。自然の中で丹念に育てられた野菜や果物を選び、楽しむこと。素材から探求し、こだわりを持って提供されるパンを食べたり、コーヒーを飲んだりすること。そうした心を持つこと自体もクラフトと言うことができるのではないか。クラフトの心は誰にでもある。野良とはクラフトの心を持って生きること。詳細はこちら
 
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ART OF WRITING
最近 “書く” ということを意識的に行ったのはいつだろうか。日々、パソコンやスマートフォンでテキストを書いているが、実際はボタンで文字を打ち込んでいるのであって、書いているとは言えないのかもしれない。手で道具を使い書くということは、思考と深くつながっているものなのではないだろうか。“書” の世界では、硯で墨をすり、筆を使い紙に書くという一連の作法がある。心を落ち着け墨をすり、墨の香りを嗅ぎ、筆に墨をつけ、紙の上に文字を出現させる。そこには文字の意味と形に対する探求があり、文字を書くという行為と結果がアートにまで昇華される。書の道具である筆、墨、硯、紙は「文房四宝(至宝)」という。文房とは文人の書斎。そこで使われるもの。使われるだけではなく、そのもの自体が鑑賞の対象となる道具。そして美しい道具の裏には、つくり手がいる。“書くこと”にまつわる文化は日本人に本来深く根付いたものであるはず。今号では文房四宝の中から、硯と墨に目を向ける。詳細はこちら
  
DESIGN AS CONTEMPORARY CRAFT
モノをより多く売るためのデザイン、風土に根ざした文化を無視したデザイン、デザイナーの自己主張のためのデザイン。世の中に溢れる「デザイン」という言葉は使い古され、もはや意味を失い、行き場を失っているように見える。デザインとは断片化された狭い意味ではなく、人々の生活全体に関わる美意識であり、人々の生活をより豊かにするための運動なのではなかったか。詳細はこちら
 
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CRAFT FARMING FOR CRAFT FOOD
自分の手をじっと眺めてみる。人は手を動かしてものをつくってきた。丁寧な手仕事は美味しく、また、気持ちが良いものだ。美味しさについて考えてみると、味の美味しさとは一体何だろう。味わいは舌だけで感じるものではなく、もっと大きくて、全体的なもののようだ。その中に美しさと真実があるとしたら・・・・・手仕事と、その味に、答えを訊いてみた。詳細はこちら
 
2、NORAH TRIP IN GERMANY
野良は世界のどこにでもある。野良を求めて世界を旅する。今回は、ヨーロッパ最大の経済大国でありながら、有機農業の先進国でもある、ドイツへ。旧西ドイツと東ドイツの文化が混じっているベルリン。フランスとの国境近くで森や農園に囲まれたランダウ、歴史が残る街はどこも面白く、今でも生きている伝統は新しくも感じた。野良は、田舎の大自然の中だけにあるものではない。都市の中にもあり、人の中にも存在している。今回の旅で、改めてそう思った。世界に通じる野良。その古くて新しい最先端を見つけてきました。詳細はこちら
 
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3、MORNING SOCIETY -朝市の常連-
朝市に常連が集まる風景は、世界中どこでも共通で、とても和やかだ。それは日本でも、そしてドイツでも、変わらなかった。家族でも、職場の仲間でもないけれど、決まって挨拶を交わす人たち。会わない週があるとなんとなく寂しかったり、寂しいを通り越して不安になったりする。そこで僕らは買い物をするだけでなく、元気をあげたり、もらったり、有益な情報を掴んだりする。カフェやメディアが生まれる遙か前から、社交の基本は市場にあったのかもしれない。いらっしゃい。おはようございます。また来週。今日も挨拶が飛び交っている。詳細はこちら
 
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印刷余り紙などを使用し、12パターンの組み合わせが。
印刷用紙には、印刷会社でどうしても出てしまう余り紙や紙のメーカーで売れ残っている紙を主に使用しています。そのため中身の紙はバラバラで、計4種類の紙で構成されています。その組み合わせのパターンは2種類。そして表紙には6種類の紙が使われており、中身の組み合わせが2種類、表紙が6種類の計12パターンが存在します。写真の印象など、それぞれが持つ風合いがあり、自分の好きな組み合わせを見つけてみてください。この印刷・製本は藤原印刷株式会社との既存の印刷手法を見直して、新しい可能性を探っていこうという実験的要素の強いプロジェクトです。
 
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ウェブとイベントを組み合わせた動きが「NORAH」です。
印刷版「NORAH」のコンテンツを違った視点から、さらに広い視点で捉え、発信していくウェブサイト(norahnorah.jp)にも注目。晴耕雨読を実践するファーマー達の知恵や、作る人と食べる人が出会うマーケットで拾った声、農業に限らず、都市の中で身の丈に合った小商いやスモールビジネスを営む人々のアイデアなど、自由気ままに人間らしく、自然のリズムと共に生きる 「野良」な人々との出会いやつながりの中から、エディター自ら掘り起こしてきた情報をウェブサイトにストックしていきます。その中から多くのユーザーの関心と意見を集めたトピックや、いま伝えるべきテーマをさらに掘り下げ、年 4 回発行する季刊誌『NORAH』に編集し直し、野良的な生活を志向するみなさんへ届けます。
 
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販売元:メディアサーフコミュニケーションズ株式会社
住所 :東京都目黒区青葉台 3-3-11 みどり荘 3F
ウェブ:http://www.mediasurf.co.jp/
電話 :03-5459-4939(担当:若菜、阿部)
メール:info [atmark] norahnorah.jp * [atmark] を @ に変更してメールを送信してください。
 
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2013.12.18

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