本当に作りたい、おいしいパンを青山で
もともと食料品店を営んでいた実家のお手伝いがきっかけで、パン作りを始めたオーナーシェフの無量井健太郎さん。その後、都内のベーカリーで経験を積み、6年前に鎌倉七里ガ浜にお店を構えました。パン種には、季節のフルーツやビール、ヨーグルト、ライ麦、小麦など15〜20種類の自家製酵母から、パンに合わせて毎回2,3種類の酵母を組み合わせ、生地の甘味や酸味といった味の奥行きを表現していることが、特徴。　
　
つくりたいパンに合わせ粉の種類も選びます。フランス・カナダの有機小麦や埼玉県の小麦農家から玄麦を仕入れ、毎日石臼で自家製粉。さらにパンに用いるフィリングやベーコンもすべて自家製で、「おいしいものを突き詰めていったらこうなった」とのお話も。「これだけ原料や製造法にこだわるのは、常にシンプルなもので勝負していきたいから。」余計なものは一切加えず、本当に自分がおいしいと思えるのものを青山で提供していきたい張り切っています。毎週日曜日に青山ファーマーズマーケットに出店中です。