小さな太陽光発電システムをつくるワークショップ

Farmer’s Market @ UNUはこんな問いかけからはじまっています。

「食べることは、創造的な行為です。では、食事が私たちをつくり、支えてくれているとしたら、
 その食事の源は誰がつくり、どこから来ているのでしょうか。」
 
そこで農家さんと、皆さんと対話を重ねながらマーケットを続け、この9月で丸5年になります。

ところで、日々何気なく使っているエネルギーに関しては、どうでしょうか。 震災以降、電力について気になっている方も多いはずです。僕らもその1人です。

マーケットの運営に関しても、お湯を沸かしたり、キッチンカーで料理をしたり、様々な形でエネルギーを消費しています。それらをなるべく自給したり、自然エネルギーで賄って、どんな状況でも開催できるマーケットを実現したい。

そう思っています。

しかし、いきなり全てを太陽光発電で賄おうとしても、莫大なお金がかかるのが現実です。そこでまずは、共感する方々に集まっていただき、一緒に電力について学びながら、ワークショップという形で、前に進んでいきたいと思います。

今回は藤野電力さんを講師に、まずは運営事務局で消費する電力を発電する小さな太陽光発電システム(詳細以下)を自分たちの手で組み立てたいと思います。当たり前のようにある電気の仕組みについて学び、一緒に組み立て、最後は生み出したエネルギーを使うところまでがワークショップの中身です。

自分も太陽光発電システムが欲しい!という方はキット代(42800円)を追加でお支払いいただけば、ご自宅にお持ち帰りいただけます。
ぜひ、一緒に学びませんか!

—————————————————————————

日時:8月3日(日)13時から17時
定員:キット組み立て12名/見学10名
費用:ミニ太陽光発電システム組立て 44,300円(キット付き、材料費込)
見学&作業のお手伝いのみ   1,500円(発電システム無)

*キット付きをご希望の方はこちらから事前決済をお願いいたします
https://norah.stores.jp/#!/items/53c60a698a5610e27f00012d

*見学&お手伝い希望の方はこちらからお申込みください
https://coubic.com/farmersmarket/116523

553013_453681598021015_1892591064_n

■今回つくれるキットについての説明

・50Wソーラーパネル
・チャージコントローラー(ソーラーパネルから電池に効率良くチャージしたり、過充電を防ぐ装置)
・インバーター(家庭用電気製品を使えるようにする装置)
・シガーソケット(クルマ用のiPhone充電コードなどを使えるようにする装置)
・バッテリー

上記のセットでだいたいノートパソコンが4~6時間、蛍光灯形電球が10~15時間利用可能です。 詳しくはこちらをご覧ください ⇒ https://docs.google.com/file/d/0B0eLq0Sm2LAfS05Mck9Qa2tBcWc/edit

総重量は約16kgです。お持ち帰りの方はキャリーなどご持参ください。

—————————————————————————

*藤野電力プロフィール

 2011年3月11日の震災、そして福島の事故を機に、今まで当たり前として世の中にあった様々な常識がほころびつつあります。

 安全安心に毎日を暮らしていくには、エネルギーも今までの中央集権型から、住民が自ら参加出来るような自立分散型へ移行していきたい。そしてエネルギー消費自体を少なくしつつも、我慢ではなく、より新しく、より楽しく生きていけるような、暮らし方へと移行していきたい。

 藤野電力とは、自然や里山の資源を見直し、自立分散型の自然エネルギーを地域で取り組む活動です。そして目指すものは、エネルギーシステムの移行自体より、むしろそれによってもたらされる、地域の豊かな未来なのです。

www.fujinodenryoku.jimdo.com


2014.7.17

ニュース