Farm to Table from 熊本 & Disco Soup

『FARM TO TABLE from 熊本』プロジェクト &  DISCO SOUP 

先月起きた熊本地震。震災から早1ヶ月が経ちました。農業においては、復旧や復興は少しずつ進んでいるものの、地盤の歪みや地下水脈の変化といった原因により、震災の影響は今後長期的に見られることが考えられ、継続的な支援が必要な状況です。

そこで今回、ファーマーズマーケットでは被災された熊本の農家さんに少しでも力になれたらとの思いから、現地の農家さんにご協力いただき、熊本産の有機野菜・果物の詰合せセットを販売・お届けする『FARM TO TABLE from 熊本』プロジェクトを立ち上げました。あまり知られてはいませんが、実は熊本は国内でも早くから有機農業の取り組みがはじまった地域。

プロジェクトの最初の試みとして、熊本の農薬・化学肥料不使用で育の野菜を中心とした【事前予約限定】の果物との詰め合セットの販売(*6/7 熊本から発送)、6/4,5のマーケットでは熊本の農産物・加工品を販売するブースの設置を行います。(*6/4,5の販売品目はセット内容のものと異なります)

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購入リンク
https://norah.stores.jp/
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◆セット内容◆ 販売価格:3,000円

・地球農園さんの自然栽培の梅 1kg(*限定50セット)
https://earthfarm.stores.jp/

・ハナウタカジツさんの減農薬で育てた桃 4-5玉(*限定100セット)
http://hanautakajitu.jp/
※上記いずれかと、以下の季節の野菜の中からおまかせ5種類( *全て農薬・化学肥料不使用で育てた野菜たち。現地の状況によって、野菜の内容は変更になる場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。)

・水前寺菜/にんにく/トマト/チンゲンサイ/唐いも/なす/ピーマン/じゃがいも

セット販売の野菜の売上は、農家さんの野菜・果物の購入代金、避難所に暮らす箱詰めスタッフさんへの謝礼、現地の有機農業に取農家さんと、このプロジェクトの今後の継続的な活動の資金として活用させていただきます。

◎熊本での有機農業のはじまり

熊本で1960年代に起きた水俣病。その発生の原因となったと言われるチッソは、事件後農業用の化学肥料として流通されるようになったそう。(*マーケットに出店する千葉県『自然農園TOM』さんが、慣行栽培から化成肥料不使用、農薬不使用の栽培に切り替えるきかっけともなりました。下記リンク先を参照。)

それに対して反発した地元の農家さんが、熊本で全国的に見ても早い時期に有機農業に着目し、取組みはじめた経緯があります。そうしたことも一つのきっかけとなり、1974年に『熊本県有機農業研究会』を発足して以来、現在でも全国で有機JASほ場面積、有機認定事業者数共に上位に位置します。

Disco Soupも同時開催!!

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どうしても出てしまう売れ残り野菜たちを、その場で踊りながらスープカレーにしてみんなで食べる!Slow Food Youth Network Tokyoの看板イベント「Disco Soup」を青山ファーマーズマーケット@国連大学で開催します。農家さんの力と思いが詰まった野菜を無駄せず、最後まで美味しくいただく企画です。

今回は熊本の農家さんを応援する「Farm to Table from 熊本」とも連動します!
誰でも、いつでも、どんな動機からでも参加大歓迎^^ 想像をはるかに超える量の食品ロス問題を知り、考えるきっかけに。仲間と出会いたい。JOIN US!!

◎詳細
■開催日

6月4日(土)10:00〜16:00(協力:今井農園さん)

6月5日(日) 10:00〜16:00(協力:熊本有機農家)
■参加方法:①一緒に料理 ②一緒に食べる ③一緒に踊る
■今回つくるもの:「スープカレー」
■参加費 :500円からのドネーション
■ドタ参OKです!予定していただける方はコメント欄にメッセージをいただけるとうれしいです。
■当日スケジュールは、09:00〜12:00が仕込み  12:00〜16:00がスープの配布 16:00〜17:00がお片づけです。

協力:タニコー株式会社


2016.6.2

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