人々は風土に合わせ土地を耕し、作物を選び、育て、そこから文化を創ってきました。風土が多様であれば、文化も多様です。
ファーマーズマーケットの存在意義は、日本の様々な風土から生まれる多様な食と豊かな自然と人との関わり、そしてその流れを都市の中にも息づかせていくことにあります。
良い食事とは、なんだろう?
「食」という字は、人に良い、人に良くするという組み合わせでできています。人に良い事、人を良くする事が食事であると。では一体、“良い食事”とはどういうものなのでしょうか。
自分が口にするものは、誰によって、どのように作られたものだろう?
日々私たちが口にする食べ物にはルーツがあります。いま、目の前にある食べ物はどんな土地で、どんな人が、どのように育て、あるいはどんなふうに料理されたものでしょうか。
どのように食材を手に取るか?
旬や見た目、価格、栽培方法といった様々な基準や選び方だけではなく、ファーマーズマーケットでは人とのコミュニケーションをきっかけに今まで知らなかった食材と偶然に出会うことがあります。そしてその出会いは、時により慣れきった日常に風穴を開ける。
何を求めて、ファーマーズマーケットに来るのだろう?
いまの時代、欲しいものはいつでも簡単に手に入る。そのなかでファーマーズマーケットにわざわざ足を運ぶのは、新鮮な食材を求めることはもちろんだけど、決してそれだけではないように思えます。人との会話や繋がりを通じて、食欲だけではない何かをも満たしている。
私たちファーマーズマーケットは上記の問いを探求し、食を起点にした人と人とのよき関係性を築きながら、共に助け合える社会を目指していきます。


マーケットに出店されている農家さんのもとに、スタッフや料理人の方などと共に定期的に訪問。作業のお手伝い、畑や田んぼの見学、食事を通じて会場だけでは窺い知れない日々の取り組みや自然と向き合う姿勢などを学び、発信していきます。

石川県小松市滝ヶ原町にある古民家を改修し誕生したファームハウス。古くから米や野菜を自給し、今でも隣人と助け合いながら生きるこの場所で、これからの時代の新しい農的生活を探求しています。