室内で栽培され、広く流通する〝菌床しいたけ〟に対し、菌を原木に植え、自然環境に近い形で育てる〝原木しいたけ〟。栽培に時間がかかる分、風味や香りがよく、肉質が優れているといわれています。
鳥取で開発された品種「菌興115号」は、丸々とした肉厚な見た目、きめ細かい肉質で舌触りもいいことから「山のアワビ」と称されることも。ソテーはもちろん、奥深い香りとうま味たっぷりの出汁は、他の食材の魅力を引き出し、どんなお料理でも楽しめます。手間暇かけて丁寧に育てた原木しいたけをご賞味ください。
旅人として世界45ヶ国以上を巡り、ハイカー、アウトドア会社、オーガニックコットン専門商社を渡り歩いてきたテンパーニュの店主・白井さん。多様性やシンプルな生き方、環境と経済のバランス、ローカルなものづくり、農業と食…といった、これまでの経験から学び関心を深めてきた事柄が、パン屋という仕事を通じて繋がるのではないかと気づき、現在は長野で暮らし、東京でパン屋開業を目指して活動されています。
長野の小規模農家から直接仕入れた小麦を使用。しっかりと発酵させて焼いた原始的なハード系のパンは、滋味深い味わいで、一緒に合わせる素材の味を引き立たせます。