あすか夢耕社

あすか夢耕社

HP:https://asukadeasobo.jp/

 

明日香村の棚田でとれた棚田米【あかねさす】
-作付け場所や製法にこだわった明日香村のお米を食べて、昔懐かしい明日香村の風景を思い浮かべてください。

このお米が、実際に明日香村に足を運ぶきっかけになることを願って。

 

明日香村では古墳や遺跡だけでなく、さまざまな歴史的景観が今もなお残っています。 そんな明日香村の景観を語る上で欠かせないのが「棚田」。 段々の田の畦に咲く赤い彼岸花は明日香村の秋の風物詩です。 そんな棚田で作る棚田米「あかねさす」には特別の思いを込め、作り方にも一工夫しています。 私たち(一財)明日香村地域振興公社(愛称「あすか夢耕社」)は、万葉集にも詠まれた清流飛鳥川の水を使用して育苗し、成熟した黄金色の稲穂を”はざかけ”と呼ばれる伝統的手法により天日干し乾燥を行っています。 「あかねさす」にこのような手間暇を掛けるのは明日香村の豊かな自然により生み出された貴重な棚田米を一層美味しい状態でお客様にお届けしたかったからです。 一方で、棚田という作業の困難な米栽培に取り組む農家は年々減少しています。 あすか夢耕社の使命は耕作放棄地を無くし、棚田の田園風景を守り続けることです。しかし、私たちにできることには限りがあります。それだけにこの棚田米「あかねさす」がお客様から評価いただくことで、後に続く農家が増え、棚田が未来永劫守られることを切に願っています。あすか夢耕社が棚田米を作り、売ることはゴールではなくスタートです。ぜひ一度万葉の風景を思い浮べながら、この「あかねさす」をご賞味ください。

「秋の田のかりほ(刈庵)の庵の苫をあらみ我が衣手は露に濡れつつ」(百人一首1:天智天皇)