自然の実り農園

自然の実り農園
栽培方法 水耕栽培 土耕栽培

農家直売のとろろ飯
 
自然薯(じねんじょ)。いわゆるヤマイモのこと。いくつもの種類があるヤマイモのうち、唯一日本原産の品種で、山野の自然に生えていたものを植物分類上では「ヤマノイモ」、通称「自然薯」というのだそう。

そんな自然薯を、山梨県の道志村で育てるのが「自然の実り農園」の山岸剛さん。もともと農家の生まれというわけではなく、飲食店で働くごく普通のサラリーマンだったのだとか。働く中で「安全・安心なものを美味しく食べてもらいたい」という気持ちから、自ら育てたものを提供するために、農業の世界に飛び込んだという。山岸さんの育てる自然薯は、できるだけ農薬の散布はせず、山間部でより自然に近い形で大切に育てられている。
 
「自然薯とろろご飯を食べてみたい!」の声に応えて、フードカートを開始

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「自然の実り農園」さんは、Farmer’s Market @ UNUへの出店も5年目にさしかかり、リピーターさんも多く訪れる。当初は、自然薯そばや自然薯丼といったフードメニューではなく、自然薯をそのまま販売していたそう。あるとき、お客さんから「この自然薯、すりおろしてごはんにかけて食べてみたい!」と言われたのがきっかけで、大切に育てた自然薯を食べてもらおうと、フードカートでの販売をスタート。
 
笑顔に引き寄せられて、集まる常連さん
 
お客さんとのコミュニケーションを大切にしている山岸さん。顔馴染みのお客さんも数多く訪れ、店先では「今日もありがとうね」「最近どうしてるの?」と優しい会話が広がる。山岸さんの笑顔に引き寄せられて、お腹だけでなく、心も満たされる。そんな時間を提供してくれるフードカートです。
 
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追記:注文が入ってから焼き上げるチャーシューも絶品。オリジナルの油を敷き「フライパンで焼いて踊らせ、最後にとろろ飯のステージに乗せてあげる」のが山岸流。