群馬/Peppers.jp

群馬/Peppers.jp
栽培方法 水耕栽培 土耕栽培
肥料 化学肥料 有機肥料(購入) 有機肥料(自家製) 無肥料
雑草対策 除草剤 手刈り 放置 その他
病害虫対策 殺菌剤 殺虫剤 手潰し その他
種苗会社より購入 自家採種

唐辛子の数だけ、味の違いがある
皆さんは、唐辛子といえば何をイメージしますか?ほとんどの方が「鷹の爪」や「ハバネロ」を思い浮かべるのではないでしょうか。でも、唐辛子はそれだけではありません。とても激辛なものから、ピーマンのように甘くて水々しいものまで、たくさんの種類があります。そんな唐辛子たちの多品種栽培を群馬県で行っているのが村山さん。ネット販売サイト「peppers.jp」を運営しながら、唐辛子の良さを広めています。「唐辛子は南の暑い地域だけでしか栽培されていないと思われがちですが、北方の地域でもつくられています。北へ行けば行くほど、辛味が少なく、甘みの強い品種が多いですね」と、その魅力を話します。もともと、唐辛子は気候に対する適応性が高く、育てやすいそう。南の方は、皆さんご存知の「ハバネロ」や「バーズアイ」など。北の方は、ドイツが原産でフルーツ唐辛子(糖度約8%)として知られる「カレイドスコープ」などがあります。味見必須です!

ズバリ、村山さんのオススメの唐辛子は?
「この時期だとメキシコ原産のハラペーニョがオススメですね。肉厚で、水々しく、味が濃い。サッと焼いて、醤油で和えて食べたり、酢漬けにしたり、ワカモレ、サルサにしたり。キンキンに冷えたビールとの相性が抜群ですよ」と続ける。試食でいただいたハラペーニョを生でひとかじりすると・・・。カリッ! ポリポリポリ・・・!とっても肉厚で食べ応えがあり、とっても辛い!と同時に、新鮮な水々しい甘さを感じられることに驚きました。唐辛子を食べて甘いと感じたのは生まれて初めてです。「辛いのが苦手な方は、タネとワタをとっていただければ辛さをだいぶ抑えられます。あと、オススメなのは乳製品と合わせる食べ方。特にチーズが絶妙ですね」とも。村山さんも試食するときの相棒は、いつも牛乳なのだそう。農園で採れたての野菜をその場で食べるというイメージがありますが、唐辛子に関してはその場で食べると悶絶するくらい辛いので控えているのだとか。「完熟(赤色)になると辛さよりも甘みが増して、また別の美味しさを楽しめます。是非、両方食べて味を比べてみてください」

唐辛子を、もっと身近なものに
唐辛子のシーズンは7月〜11月。一番の旬は9月の終わりで、20〜30種類の彩り豊かな唐辛子が店先に並びます。なぜ、村山さんは青山ファーマーズマーケットに出店されているのでしょうか。「一番の目的は、唐辛子には鷹の爪だけじゃなくて、色んな種類があるんだと知ってもらいたかったからです。20種類もの唐辛子を一般のスーパーで見ることはできないですからね。ここをきっかけに、唐辛子が皆さんのより身近な存在になってもらえれば嬉しいです」と。

唐辛子の魅力を知り、唐辛子を好きになる。
そんな人が増えれば、いつか一般のスーパーの野菜コーナーでも彩り豊かな唐辛子を見られるかもしれない。そんな光景を見られる日を目標に、村山さんは今日もマーケットの店先で唐辛子の素晴らしさを伝えています。試食OK!質問OK!辛い品種を食べたあとの口直しに、甘い品種を食べてみるのも良いですよ。辛いものが食べたくなったら、是非、peppers.jpへお越しください!

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