茨城 / O.K_FARM

茨城 / O.K_FARM
栽培方法 水耕栽培 土耕栽培
肥料 化学肥料 有機肥料(購入) 有機肥料(自家製) 無肥料
雑草対策 除草剤 手刈り 放置 その他
病害虫対策 殺菌剤 殺虫剤 手潰し その他
種苗会社より購入 自家採種

インタビュー

 

太陽の光をいっぱいに受け、大地の力をたっぷり吸い込んで育ったO.K_FARM さんのお野菜たち。たくさんのこだわりと漲る情熱が込められています。

 

田んぼに魅せられて

「食べ物は人間にとって絶対に必要なものだから。農家になれば人の役につことができると思ったんです」

ごく普通の会社員だった尾花さん。

農家を目指すようになった最初のきっかけは、地域おこし協力隊として移り住んだ先、茨城で眼前にした田園風景でした。

一面に広がる田んぼの美しさに、心を打たれたといいます。

天運の巡り合わせか、その後も農家さんとの繋がりが広がり、しばしば農作業をお手伝いをするように。

次第に農業を事業としてやっていきたいという気持ちが芽生え、農家の道へと進むことになったのだそう。

 

O.K_FARM 三箇条

人の役に立つために農業への挑戦をスタートさせたというO.K_FARMさん。その信念は、農園のビジョンや野菜への向き合い方に明瞭に映し出されています。O.K_FARMさんの幸せなお野菜の3箇条を、教えてくれました。

その1.完全農薬不使用

農薬や化学肥料は一切使わず、自然の力で野菜を栽培しています。

その2.健康的な土づくり

作付けは基本、年に一度だけ。そうすることで、収穫できる作物の量は少なくなるけれど、畑の地力が維持されます。

その3.お日様の光と、大地の力で育った野菜

「旬の野菜が一番美味しい。」そう語るO.K_FARMさんの野菜は、自然のリズムの中でゆっくり伸び伸びと、ありのままに育っています。

この3本の軸が、身体も心も喜ぶお野菜の謂れ。

「栽培した野菜で、関わる全ての人の魂に輝きを届けたい。」と話すO.K_FARMさん。

自然、野菜、野菜を食べる全ての人への想いが、ここにあります。

 

規格の先にあるもの

「農業を始めて、今まで当たり前だと思っていた野菜が当たり前でないことに気がついたんです。」

自分の手で野菜を育てることで、スーパーに並ぶ絵に描いたような綺麗な野菜ではない、野菜の真の姿を知ることができたといいます。

農薬を使わず、自然の中で育てた野菜は、虫も寄ってくるし形や色もまちまちになります。一見歪に感じるかもしれませんが、それが野菜の個性。人間の顔が皆違うように、野菜も十人十色なのです。

「“規格外”の野菜は捨てることになってしまう市場への出荷は、自分たちがやりたいことではない」と、所属していた農協も辞めたのだそう。

形ではなく、美味しい野菜、魂からエネルギーがみなぎる野菜を届けたい。

市場の規格では測れない価値を、追い求めています。

 

「農業を通じて、関わる人全員に心から幸せになって欲しい。」

そんなO.K_FARMさんのお野菜は、確かに、心も身体もじんわり暖かくしてくれます。