山梨/ラヴァンドの小径

山梨/ラヴァンドの小径

6月の Farmerʼs Market 内からラベンダーの良い香りがしてくる。濃い紫色のラベンダーの 花束は Market に彩りを添え、ビル街ではなかなか見ることのないミツバチをも惹きつける。 そのラベンダーの花束を販売しているのは山梨県から出店しているラヴァンドの小径の古郡(ふるごおり)さんだ。 古郡さんのラベンダーはインテリアとしてドライフラワーにすることはもちろんだが、化学肥料、農薬を一切使わずに栽培されていて、安心して食べることもできる。ラベンダーのドライフラワーの作り方を知っていても、食べられるということを初めて知ったというお客さんも多い。「ラベンダーは元々虫がつきにくいので殺虫剤は不要なんですけど、除草剤も使わないので1年中草取りをしていますよ」と古郡さんは話す。

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北の国からに憧れて

元々東京でキャラクター商品の企画・製造などを行っていたが13年前脱サラするかたちで実家の畑を継いだという。元々実家は野菜を生産していたそうだが、ドラマ「北の国から」が大好きでロケ地巡りをしていたときに、北海道のラベンダー畑に感動して山梨でラベンダーの栽培を始めたとのこと。また、ラベンダーを生産するだけでなく、ジュレやジャムに加工し販売をしている。爽やかなラベンダーの香りがするジュレは人気商品の1つになっている。また前職での経験を活かし、瓶のパッケージデザインなどは全て古郡さんが行っているという。

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これからのラヴェンドの小径

今後は生産、販売だけでなく観光農園も目指していきたいとのこと。「生産だけではなく実際に来てもらって観光してもらったり、自分たちのオリジナルブランドの商品などももっと発信していきたい。そのためにもお客さんと顔を付き合わせて直接話をすることが大事だと思っています」と話す古郡さんの説明は丁寧でとてもわかりやすかった。

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【農園概要】

切り花/栽培品種:おかむらさき、ようてい、はなもいわ、濃紫、成沢
上記品種のイングリッシュラベンダーは関東平野ではなかなか育てにくい品種で、おかむらさき、ようてい、はなもいわ の3品種は優良選抜種にもなっており、香りがとてもいいです。
自社蒸留のラベンダーの精油や、他には無い山梨のくだものを使用したラベンダー入りのフルーツジャムも販売します。(ジャムの製造はNPOファームフィールドトリップに委託製造)

栽培方法 水耕栽培 土耕栽培
肥料 化学肥料 有機肥料(購入) 有機肥料(自家製) 無肥料
雑草対策 除草剤 手刈り 放置 その他
病害虫対策 殺菌剤 殺虫剤 手潰し その他
種苗会社より購入 自家採種
メッセージ

【FM@UNUへの出店目的】

多くの人がラベンダーをトイレの芳香剤(合成香料やラバンジンという品種)の香りと思っている人が多く、生のイングリッシュラベンダーの香りの良さを伝えたいです。

【伝えたいこと】

ラベンダーの香りの良さと楽しみ方。
ファーマーズマーケットまで足を運んでいただける方へ、お花屋さんではなく、生産者だから説明出来る事を、花と一緒に持ち帰っていただきたいです。

【農法・土づくりについて】

開墾した農地は粘土質の硬い土で、土作りが必要。基本無農薬無化学肥料。自家製堆肥もつくってますが、カブトムシの産卵場所にされ幼虫の住処となったため堆肥を使えない。


【雑草対策について】

ラベンダーは草花ではなく小低木なので、花が終わっても株として残るため、耕運して除草とは行かないのです。基本無農薬。

【病害虫対策について】

あわふき虫がつきますが、たくさんすぎて手潰し困難。放置。

【タネについて】

栽培当初は北海道から購入。その後は、種からは先祖戻りがあったりするため、元気な株から今は挿し木で増やしてます。