宮廷ソルティック

宮廷ソルティック

岡田さんは、東京オリンピックの前の週に渡米し、アメリカ・オークランドで20年間を過ごした。当時は向こうの大学へ通っていたそうだが、学費が上がってバイトばかりしていたのだとか。そんな日々にひょんなことから広大な土地を持ったアメリカ人と知り合い、そこで育てた豆の日本への輸入をスタート。駅ビルで納豆を売り始めたのが、店を始める最初のきっかけだったそう。
 
ブースには、12種類の手作り納豆、梅干し、お味噌などが並んでいます。その納豆は、もうシンプルに美味しいんです!初めて食べた時「納豆ってこんなに豆の味がするものだったんだ」と、その風味の豊かさに驚いてしまいました。食べた時に感動があって、食べ終わった後もまた食べたくなる。決して、派手ではないけど日々のくらしに欠かせない美味しさです。
 
本当においしいものがわかる人に買ってほしいんだ
その美味しさの秘密は、使っている大豆とその製法にあるそう。12種類ある納豆のうち、岡田さんの似顔絵が書いてあるパッケージは、10年以上自家採種された在来種を使った納豆。その他のパッケージの納豆は、10年をに満たないそう。一般的な納豆は、生産性を高めた製法でつくられるのに対し、岡田さんの納豆は、豆も、発酵も、全てじっくり丹念に時間をかけてつくるそう。通常は、納豆菌を吹き付けて、高速発酵させるところを、室(むろ)でゆっくり発酵を待つんだとか。自然に発酵した納豆は臭みがなく、納豆本来の味を楽しめるため在来種納豆にはあえてタレをつけていないとのこと。どの納豆もそれぞれ違った風味と食感、豆の個性が味わえますが、中でも大粒納豆は、ぜひ一度食べてみていただきたい一品です。最後に「本当においしいものがわかる人に買いに来てもらえればそれでいい。一度にたくさん作れるものでもないからね」「どんなに良いものでもそれを怠ると売れないんだよ」と一言。
 
そんな岡田さんから若者へ向けて一言。「勉強せい!」。大きいところでNo.2になるよりも、小さいところでいいからNo.1になって何でも自分でやること。人生一度きり、楽しく生きなきゃ損だよ!と笑い飛ばして語る岡田さんが印象的だった。岡田さんは今日もお店に立ち続けている。立ち寄った際には是非話してみて欲しい。
 
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