福岡 / フミ子の生ゆず胡椒

福岡 / フミ子の生ゆず胡椒

インタビュー

母フミ子のゆず胡椒

福岡の宗像に住む母、フミ子さん。毎年家族のためにゆず胡椒をつくり続けてきました。

このゆず胡椒がまた美味い!風味豊かで、ご近所さんにも大評判。

そんなフミ子さんの絶品ゆず胡椒をもっと多くの人に味わってもらいたいと、息子の原田さんが受け継ぎ誕生したのが「フミ子の生ゆず胡椒」です。

 

生へのこだわり

何で「生」なのか。この質問に対し、ゆず胡椒の瓶を差し出してくれたのは、「フミ子さんちの嫁」ことカオリさん

香りをかいで、「確かにこれは生だ。」と納得しました。もはやゆずそのものと言えるほど、フレッシュで芳醇な香りです。

この「生感」の秘訣は、原田さんのこだわりにあります。

一つ目は素材へのこだわり。

使用するのは宮崎県産の農薬不使用のゆずと、宗像のオーガニック農家さんが育てる唐辛子です。「美味しいところしか使いたくないぜ!」と、自然まかせの栽培だからこそのゆず皮のキズを、一玉ずつ取り除くという膨大なひと手間をかけてから皮剥き。さらには言葉の通りゆずの皮のみを使用し、白い部分すら入れないんだとか。10月、収穫されたゆずが届いたら、しばらくは朝から晩までゆずの皮むきに没頭する日々が続くと言います。

↓ゆず皮の傷を取り除く様子

https://www.instagram.com/p/CUhbsuNlnr5/

↓畑の様子

 

二つ目は製造へのこだわり。

フミ子の生ゆず胡椒は、製造から販売に至るまで常に低温状態が保たれています。

ゆず胡椒の材料はゆずの皮、唐辛子、塩の3つと非常にシンプル。

ゆずの皮のコンディション次第で、ゆず胡椒の出来が左右されます。

ゆずの皮を剥いたら、急いで冷凍庫へ。混ぜ合わせたら冷凍庫へ。瓶に詰めたら冷凍庫へ。常にゆずと時間との勝負だと言います。

スーパーでは常温で販売されていることがほとんどですが、フミ子の生ゆず胡椒は販売するときも冷凍状態が保たれています。

 

このような、「美味い」のために散りばめられた原田さんのさまざまなこだわりにより、あっと驚く生ゆず胡椒が出来上がります。

 

 

「買いたい」と思えるものを

もともとあまり料理はしない方だったというカオリさん。

子どもが生まれてから、食べ物に気を遣うようになったそうです。

しかし、スーパーに行ってもなかなか買いたいものがない。

成分表示を見ると大体、調味料(アミノ酸等)と書いてあります。商品はいっぱいあるのに、自分の子どもに食べさせたいと思えるものはほとんどなく、生きづらさを感じたといいます。

 

「値段だけが買い物のものさしになってしまえば、“本物”を商品にするのは難しい」と語る原田さん。

保存料や添加物を使わずにつくるとなると、どうしても原価は上がってしまいます。

しかし、つくり方や素材、そして何よりその美味しさを考えれば、値段では計れない価値が見えてくるはずです。

安くはできないけれど、手間暇かけて美味しいものをつくる。

お客さんもそこに賛同し、納得して購入できる。

そんな文化がもっと広がれば、この生ゆず胡椒で広げていければ、という思いが込められています。

 

 

生ゆず胡椒1本で食卓を豊かに

野菜、肉、ご飯と何にでも合わせられるゆず胡椒。

お鍋にはもちろん、パスタの味付けに使ったりゆず胡椒おにぎりにしたり、餃子と組み合わせたりとバリエーション豊富です。

組み合わせを考えるだけでワクワクしますね。

シンプルに野菜を茹でるだけ、お肉を焼くだけでも、フミ子の生ゆず胡椒さえあれば美味しい食卓の出来上がり。

面倒くさがりだと話すカオリさんお墨付きのお手軽さです。

 

↓ゆず胡椒アレンジ色々

 

こだわりが詰まった本物の味。

フミ子の生ゆず胡椒で、今日も美味しいご飯を食べましょう!