GUNMA Organic|自然豊かな上毛の地から育む有機農業と生産者たち 2026年7月18日(土)

GUNMAOrganic |自然豊かな上毛の地から育む有機農業と生産者たち 

「これからも、おいしい野菜を食べ続けたい。」 そんな当たり前の願いの背景には、日々土と向き合う生産者の努力があります。そして、その農産物を消費者のもとへ届けるためには、生産だけでなく、流通や販売を支える仕組みの存在も欠かせません。近年、気候の変化や物流を取り巻く環境が変わる中で、群馬県では生産者同士の連携や共同出荷、首都圏での販売機会の創出など、有機農産物を継続的に届けるための取組が進められています。 今回の青山ファーマーズマーケットには、群馬県内で有機農業に取り組む8つの生産者・生産者団体が集まります。


◆開催概要

・日時: 2026年7月18日(土) 10:00〜16:00
・会場: 国際連合大学・前庭(青山ファーマーズマーケット)
・参加事業者(計8者):甘楽町オーガニック推進協議会 / ゆあさ農園 / (株)ビオベジ / (株)ジャングルデリバリー / 高山ベジトリート / (株)金井農園 / BerryFarm 斉藤農園 / はのファーム
・群馬県農政部ぐんまブランド推進課(企画・運営:一般社団法人日本有機農産物協会)


今回の青山ファーマーズマーケットへの出店は、群馬県の有機農業の魅力や、生産者たちの活動をより多くの皆さまに知っていただくための取組の一つです。ここからは、出店に込めた想いや、群馬県の有機農業の魅力、そして生産者の皆さんの取組についてご紹介します。

■自然豊かな群馬県から、有機農業の魅力をお届けします

群馬県は、赤城山や榛名山、妙義山をはじめとする雄大な山々に囲まれ、豊富な水資源や全国トップクラスの日照時間に恵まれた農業県です。また、標高10mほどの平坦地から1,400mの高冷地まで多様な耕地が広がり、その土地ごとの気候や風土を生かした多彩な農業が年間を通じて営まれています。

こうした恵まれた自然環境の中で、近年は環境への負荷を抑えながら土づくりを大切にする有機農業の取組も広がっています。有機農業に取り組む生産者たちは、それぞれの地域の特色を生かしながら、農産物を丁寧に育てています。今回の青山ファーマーズマーケットには、県内各地で有機農業に取り組む生産者が集まります。同じ群馬県内でも、育てる作物や農業への想いはさまざまです。

ぜひ生産者との会話を楽しみながら、群馬の豊かな風土が育んだ旬の味わいを手に取ってみてください。農産物のおいしさだけでなく、その背景にある人や地域の魅力にも触れていただき、群馬の有機農業を身近に感じていただければ幸いです。(群馬県農政部ぐんまブランド推進課)

■群馬の生産者と食卓をつなぐために

群馬の美味しい有機野菜を、もっと多くの方に知っていただき、日々の食卓に取り入れていただきたい。私たちはそう考えています。しかし、どれほど丹精込めて作られたお野菜でも、それを安定してお届けする仕組みがなければ、いつもお店に並び続けることはできません。 安定してお届けできるからこそ、いつもお店で出会っていただける。そして手に取っていただく機会が増えれば、生産者のみなさんも安心して、もっとたくさん作ることができる。

この良い循環を生み出すことこそが、私たちの挑戦です。 そこで今回、物流に携わる事業者のみなさんと力を合わせ、群馬から東京、そして各店舗へと、お野菜が新鮮なままスムーズに届く道すじを整えることにしました。生産者のみなさんとお店、双方の負担を減らしながら、これからも安心してお取引を続けていただけるように。 そして、この道すじを通じて、みなさんに群馬の有機野菜と出会っていただく機会として企画したのが、首都圏を舞台にした「ぐんまの有機農産物フェア」です。

今年度は、青山ファーマーズマーケットを皮切りに、都内広域のスーパーや自然食品店など17店舗、レストランやカフェなど20店舗にご協力いただき、街のあちこちで群馬の有機野菜に出会えるプロモーションを展開します。 あわせて、スペシャルな特典が当たる店舗ラリー企画「GUNMA Organic RALLY」を実施しますので、ぜひ楽しみながらご参加いただければ嬉しいです。

◎ぐんまの有機農産物フェア・GUNMA Organic RALLY専用ページ:https://gunmaorganicrally.jp/

選ばれ続けるオーガニックを目指して、生産者、お店、そして皆さまと一緒に、チーム・GUNMA Organicとして、これからも歩んでいければと思います。 ((一社)日本有機農産物協会担当者)

■ 今回のGUNMAOrganicブース出店者の紹介

①甘楽町オーガニック推進協議会|甘楽町|@bonheur_farm / @kuwanomihana /@kanrafurusatnouen

群馬県の南西部に位置し、自然に囲まれた歴史と文化が息づく甘楽町(かんらまち)。四季の移ろいとともに育まれる豊かな「食」と「農」の物語がここにはあります。私たちは令和5年10月、群馬県初となる「オーガニックビレッジ宣言」を行い、持続可能な未来への新たな一歩を踏み出しました。

この歩みの原点は、1986年に発足した「有機農業研究会」にあります。約40年にわたり、農家たちは土と誠実に向き合い、環境を守りながら作物を育ててきました。私たちが大切にしているのは、その土地の風土で育ったものを食べ、健やかに生きる「身土不二(しんどふじ)」の精神です。 現在、町では生産から消費までを地域全体で支える取り組みを推進しています。丹精込めて育てた作物は学校給食や家庭の食卓へと広がり、町全体で「農」と「食」の循環が育まれています。オーガニックビレッジとしての挑戦は、まだ始まったばかり。この町で育った作物を手にとり、味わってもらうこと。

それは、甘楽町の美しい風景を守り、未来へつなぐための大切な一歩です。 長年守り続けてきた「安心」と未来に向けて芽吹き続ける『種』が詰まった味を、日々の暮らしのなかに。甘楽町が紡ぐ「農」と「食」の物語を、未来へつないでいければと願っています。


②ゆあさ農園 湯浅 大樹|高崎市|@yuasa.noen

JGAPと有機農産物・有機加工食品の有機JAS認証を取得している、日本で唯一の梅農家です。 全国2位の梅の産地である群馬、その中でも最大産地である榛名地域で、5代100年に渡り梅を生産しています。化学合成農薬、化学肥料、除草剤、動物性堆肥は一切使用せず、家族4人で梅の生産、加工、販売を手掛けています。

すべて自農園産の安全安心に栽培した有機梅を、国内外からこだわり抜いた12種類の塩のみで漬け込み、丁寧に天日干しした「有機梅干」は、昔懐かしいしょっぱくて酸っぱい、塩分濃度13%の味わいです。また、「かける梅干し」、「かける梅酢」、「かける梅醤油」、「かけるウメスコ」などのかける梅調味料シリーズは、料理にも使いやすいと好評をいただいています。歴史を重ねてきたからこそお届けできる「二十年熟成梅干し」、「三十年熟成梅干し」などのヴィンテージ梅干し、ユニークな「梅の塊」や「うめのたね」など、様々な梅商品を製造しています。

現在はアメリカ、フランス、ドイツなど15か国以上に輸出し、「うめぼし」が「Umeboshi」として世界中に広まっていくことを目指しています。梅は古来から健康や疲労回復の代名詞でもありますので、クエン酸たっぷりの梅干しパワーを、ぜひ皆様の生活にお役立ていただけますと幸いです。


③株式会社ビオべジ 鈴木 かすみ|太田市|@kassumi_suzuki_bioveggy

おしゃれやコスメが大好きで、日焼けや虫は大嫌い。農家とは無縁の生活を送ってきた私が食べるものの大切さを考えたのは、娘を身ごもったときでした。 私の食べたものでしか娘の身体は作られない。今まで食に無関心だった自分を反省し、自宅駐車場にレイズドベッド方式の畑を作り、独学で3年かけて独自のオーガニック農法を確立しました。

出産後、”世のため人のため、未来の子供たちのために生きよう”と決意し、オーガニック農家を目指しましたが、農地を貸してくれる人はいませんでした。そこで地域のお年寄りに手料理を届けるボランティアを始め(現在も継続中)、心の交流を深める中で農地をお借りできるようになりました。未経験・無資金の中、鍬1本でオーガニック農業を起業。環境負荷の少ない農法を広げ、やりがいと誇りを持てる仲間を増やし、誰もが幸福や存在意義を感じられる職場をつくりたい。そんな思いから起業しました。 経営理念として、美味しい幸せ、また食べたい。

わが子が食べるオーガニック野菜を皆様へ。そして経営ビジョンとして農業に携わる方々の賃金向上と福利厚生の充実、子どもたちが生き生きと輝ける社会の実現を目指します。オーガニック給食の普及、学校・幼稚園への営業、食育体験や講演会の実施、加工品ラインナップの充実、自社有機野菜の栽培に取り組みます。社員が目標を持ち、分かち合い、成長できる、誇れる職場を創造していきます。


④株式会社ジャングルデリバリー 三田 英彦|館林市|@jungledelivery.co.jp

私たちのかかげるパーパスは「千年続く、大地を創る。」です。離農によって遊休農地が増えて寂しくなったところをオリーブ園に変え、そこで有機栽培で育てたオリーブを活かして様々なプロダクトをつくっています。実が収穫できればオリーブオイルに加工し、剪定した枝から葉をもいでオリーブティーに仕上げ、細枝をボタニカル・ジンの原料にし、太枝は筆記具の軸として加工しています。

オリーブオイル搾油時に廃出される搾りかすは、家畜にとっては栄養満点の飼料となります。この搾りかすを前橋市の畜産家に渡し、ここでできたモッツァレラチーズがイタリアンレストラン等に使われることで地域に循環させています。大手コーヒーチェーンとも連携し、店舗から排出されるコーヒー豆かすを回収して堆肥化することで、オリーブ園の有機土壌改良剤として役立てています。

このコーヒー豆かす堆肥で育てたオリーブがこのコーヒーチェーンのイベントに活用され続けることで、ループを持続させています。 有機オリーブオイルは、オリーブ実に地元副産物を加えたフレーバーオリーブオイルとして人気商品となりました。ロンドン国際オリーブオイルアワードに挑んだところ、25年は柚子フレーバーが、26年は山椒フレーバーが銀賞に入賞しています。有機オリーブ葉を活用したオリーブティーは、ノンカフェインで抗酸化作用のあるお茶として人気商品に育ちました。ぜひ私たちのブースにてお楽しみください。


⑤高山ベジトリート|高山村|@takayama_vegetreat

高山ベジトリートは、オーガニックヴィレッジ宣言をし、「ゆうきの村」として
有機農業の推進に取り組む、群馬県高山村で生まれた生産者団体です。
現在は6名の有機農家が参加し、それぞれが丹精込めて育てた農産物を
共同で出荷しています。

私たちは、農家さんが栽培に専念できる環境づくりを大切に考えています。
そのため、受注窓口や出荷調整、請求・入金などの支払い業務を一括して
担うことで、生産者一人ひとりの事務負担を軽減し、安定した出荷体制の
構築を進めています。また、高山ベジトリートは、生産者だけの団体ではなく、行政と農家を
つなぐハブとしての役割も担っています。

行政の有機農業推進施策や
販路開拓、学校給食への活用、新規就農支援などを生産現場へつなぎ、
現場の声を行政へ届ける橋渡し役として活動しています。 「生産者」「行政」「地域団体(高山ベジトリート)」の三位一体による連携を通じて、
有機農業のさらなる発展と持続可能な地域農業の実現を目指し、高山村の豊かな
農産物を全国へ届けてまいります。


⑥金井農園 金井 繫行|沼田市|@kanai_rice_farm

群馬県北部の中山間地に位置する沼田盆地の標高400~500mに位置する棚田で有機農業を行っている(株)金井農園代表の金井繁行と申します。 創業は嘉永6年(1853年)です。以来173年間の永きに渡り米を作り続けてきました。

2011年に法人化し、正社員3名、パート6名、経営面積30ha、年間出荷量144t、年商約1億円ほどの米専業農業生産者です。JAS認証取得済水田面積は6ha程です。今から400年ほど前、当時の沼田城主真田信之公が、夫人の小松姫の発案により、水不足に悩む領民を救うための整備した「真田用水」の冷たいきれいな雪どけ水を使って、有機栽培にて生産した美味しい米を今回紹介させていただきます。

弊社が栽培いたします「真田のコシヒカリ小松姫」は、世界最大の米コンテスト「米食味分析鑑定コンクール国際大会」において、7回金賞を受賞いたしました。お米の美味しさは、同コンテストの審査員並びに出荷先の一流レストランのシェフの皆様から高い評価をいただいております。


⑦はのファーム 佐々木 聡|藤岡市|@hanofarm.welfare   

はのファームでは群馬県藤岡市で露地野菜の有機栽培をしています。ノウフク連携を通じた地域共生社会の実現を志して起業就農しました。 知的障害のある娘との歩みを通じ、何度も「親亡き後の不安」に直面してきました。例え重い知的障害があっても、住み慣れた地域で安心して暮らせ、その人らしく活躍し合え、家族も安心して子どもの成長と幸せを見守り見届けられる社会を実現したい。

農業は地域や福祉との親和性が高く、多世代が自然に出会え、居場所や活躍機会、仕組み作りに大きな可能性を感じました。農業を基幹とした地域共生事業のビジョンがハッキリと描けたことが大きかったです。 社会福祉士を取得し、約3年前に都内から妻の実家がある地域に移住しました。営農準備と共に千葉大学でノウフク連携を、ぐんま農業実践学校で慣行と有機コースを学びました。 現在、扱い品目は夏秋ナスやカボチャ、秋冬はかき菜などです。今後はブロッコリーやズッキーニ、ジャガイモなど年間 12~15 品目の栽培予定です。

今春、有機 JAS を取得できました。生活介護や福祉支援の仲間たちも安心して作業できます。今後は例え障がいが重くても皆で活躍できる6次化や地域特性と国際標準に適う栽培確立、ノウフク人材の育成や海外展開を含め、健康を支え、安心できるおいしい作物やサービスを作り育て、地域共生社会に適う新たな産業の創出と育成にも積極的に挑戦し、次代につないでいきたいと思っています。


⑧BerryFarm⻫藤農園  ⻫藤 渉、美保|渋川市|@berryfarm_saito_noen

家族で営む⼩さな農園の⼟から育む物語。 関東平野の始まる所、群⾺県渋川市、豊かな利根川⽔系、⽔はけの良い⼟、⻑い⽇照時間があり、⽢みの強い果実が実ります。 昭和47年からイチゴ栽培に取り組んできたBerryFarm⻫藤農園。 平成18年にブルーベリーを植えました。 お客様に美味しい果実をお届けするために、⼟を育てることから始めています。⼟づくりにこだわり、毎年有機物を施し、微⽣物や昆⾍の⼒を借ります。⼩さな農園で⼿間ひまをかけて、果実が美味しく健やかに育つ環境を整えるのが私達の役割です。

⾃然の恵みをいっぱいにあびて⼟にしっかり根を張るから果実の⾵味が濃くなります。今年も健やかなベリーが実りました。樹上で完熟するのを待って、⼀粒⼀粒丁寧に摘み取ります。 ⼟から育む、花咲くベリー、⾷べたときにぱっと花が咲くようなお客様の笑顔を想像しながら、⼤切に育てています。


■ 未来につながるGUNMA Organic

有機農業は、自然の恵みに支えられながら丁寧に育てる生産者、それを届ける人々、そしてその想いに共感し手に取ってくださる消費者の皆さまによって支えられています。

今回の青山ファーマーズマーケットも、そんな大切な出会いの場のひとつです。群馬の風土や生産者の想いに触れていただくことで、新しい発見やお気に入りの一品との出会いが生まれれば、私たちも嬉しく思います。 そして、この青山ファーマーズマーケットからスタートする「ぐんまの有機農産物フェア」は、その魅力を楽しみながら応援していただける絶好の機会です。

ぜひ、都内の色々なお店を巡りながら、その味わいをお楽しみください。
 皆さまとの一つひとつの出会いは、生産現場を支える大きな力になります。これからも、未来につながるGUNMA Organicの取組と生産者たちを温かく見守っていただければ幸いです。

(Info)
MainPhoto |Yuya Oinuma
【公式】GUNMAOrganic|@gunma_organic_official
-ぐんまの有機農産物フェア-
GUNMAOrganicCORNER(小売店フェア)
GUNMAOrganicMONTH(飲食店フェア)
GUNMAOrganicRALLY(店舗ラリー)
特設ページ:https://gunmaorganicrally.jp/
企画:群馬県農政部ぐんまブランド推進課
運営企画:一般社団法人日本有機農産物協会


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