山梨/山本ファーム

山梨/山本ファーム

他では作っていない珍しい野菜を作る

新鮮で美味しい野菜だけでなく珍しい野菜の集まる青山Farmer’s Marketの中でも特に珍しい野菜を売っているのが山梨県甲府市から来ている山本ファームだ。山本ファームの野菜はお客さんだけでなく、同じ出店者も物珍しさに足を止めついつい野菜を手に取る。

山本ファームは山梨県甲府市で15年程前に法人化した生産農家で主にモモ、キウイ、ブドウ、スモモなどの果樹と珍しい野菜を生産している。特に野菜に関しては自分たちで種から手掛け珍しいものを栽培するというこだわりぶりだ。野菜は10万〜100万分の1の確率で突然変異な個体が生まれることがあり、山本ファームでは突然変異で生まれた野菜の種を採取し少しずつその野菜を増やしている。例えばナスでありながら1つの大きさが1kgを超える大黒なす、珍しい色をした翠玉キュウリ(すいぎょく)、葉の厚い丘ワカメ・・・などを扱っている。「元々は他の農家さんとの差別化で始めたが今はそういう珍しいものが好きというのもありますね」と話す。

万緑農法

山本ファームは珍しい野菜を作ることと生産方法も強いこだわりをもっている。有機農業や自然農法など農薬を使わない農法や、自然に負荷をかけない農法があるが、山本ファームでは万緑農法という農法で生産をしていてる。万緑農法は山本ファームのオリジナルの言葉で、里山との共存がテーマとなった農法である。具体的には農薬や化成肥料は一切使わず畑周辺にある里山で取れる落ち葉や、畑から出る廃棄する部分(不要な皮や茎など)を混ぜて堆肥として利用する循環型の農法だ。里山はただ自然豊かな山ということではなく人間の手(刈り取りや落ち葉の回収)が入ることで、遷移が止まった状態を里山と呼ぶ。山本ファームは農業をしながら里山を活用することで里山という景観を維持しているのである。

これからも里山の景観を

万緑農法は里山の景観維持もできる循環型農業であり、農薬や化成肥料も使わない農法である。そのためオーガニック志向や健康志向の方に好まれる野菜であるが、「無農薬で健康的で安全というだけではダメだと思っています。やはり食べ物である以上美味しいということが大事ですから今のやり方を継続してより安全で美味しい野菜を作っていきたいです」と山本さんは話す。

  • 栽培方法
  • 肥料
  • 雑草対策
  • 害虫対策
  • 種