鹿児島/八万寿茶園

鹿児島/八万寿茶園

元々、お父さまが屋久島のご出身。ご友人と3人で、耕作放棄地を買い取り、約30年前、農業をスタート。最初から、農薬・化学肥料不使用でやる、と心に誓っていたそう。「当時は、父なりに故郷である屋久島の特産品をつくって、地域に還元したい、という思いがあったんだと思います」と息子・渡邉桂太さんは話す。
 
農薬・化学肥料は使わない!30年前の父の決意!
「今では当たり前に感じてしまいますけど、農薬・化学肥料を使わない持続可能な農業を目指そう、と今から30年も前に、思いたったのは凄いなと思いますね」と続ける。「僕はもちろん、後を継ぎますが、全く同じことをやっても面白くない。やっぱり、僕なりに上書きをしていかないと。いま父がつくってくれた環境は維持しつつ、あまりお茶を飲まない若い人たちにお茶の楽しみを伝えるのが、僕の役割かなと思っているんです」と話す。「ゆくゆくは、家のお茶だけでなくて、屋久島の野菜なども含め、屋久島を知ってもらえるような活動が出来たらいいかな」と。
 
実は、屋久島って雪も降るんです。お茶栽培に適した屋久島
さらに、渡邉さんは、屋久島の環境はお茶に向いていると続ける。「水はけがいい土、雨が多い。そして、寒暖差がある。一般的に品質の良いお茶が栽培される畑って、山間部のような、寒暖差のあるところなんですけど、屋久島にはそういう環境が整っているんです。実は、雪も降るんですよ、屋久島って、日本で雪が降る最南端の場所なんです。水は名水100選に選ばれていますしね。自然環境はばっちり整っていますよ」と。「パッケージとか、パンフレットとかも、自分でつくったんです。同じ世代というか、若い人たちにお茶を楽しんでもらいたいんです。お茶業界にフレッシュな風を吹き込みたいなって思っているので」と続ける。
 
世界遺産だけあって、虫や雑草も強いんです!でも茶樹も負けません!
最後に、農業について聞いてみる。「屋久島は世界遺産だし、自然環境も整っているから、農薬なんか必要ない、と思われるかもしれないけど、自然環境が整いすぎていて、虫や雑草が強いんですよ、本当に。でも、お茶の樹ももう30年ほど、その場所で生活していますから。それはそれでパワフルですし、強いですよ。ちょっとの虫や雑草には負けなくなってきています。いかに共存させるかですよね」と。
 
今後は出店頻度も増やして、もっともっとお茶の楽しみを伝えていきたいとのこと。世界遺産にも認定される屋久島の大自然から紡ぎださるお茶。ご家庭で愉しむのはもちろんだが、敢えて屋久島に出向いて、大自然を眺めながら、ゆっくりとお茶を飲んでみたいなぁ。きっと、その一杯は最高だろうなぁ。
 
八万寿茶園:www4.synapse.ne.jp/hachimanjyu/
 

栽培方法 水耕栽培 土耕栽培
肥料 化学肥料 有機肥料(購入) 有機肥料(自家製) 無肥料
雑草対策 除草剤 手刈り 放置 その他
病害虫対策 殺菌剤 殺虫剤 手潰し その他
種苗会社より購入 自家採種
メッセージ

茶工場を含む茶園全域を有機JAS認定を取得。エコファーマー認定。