山形/果樹園白雲

山形/果樹園白雲

「ドライイチジクとアーモンドを一緒に食べると、バナナのフレーバーになるんだ」。ビオワインをグラスに注ぎながら、食のマリアージュによる楽しみ方を教えてくれたのは、山形県「果樹園白雲」の園主・松藤博人さん。どんな組合わせをしたら、より美味しく味わえるか、自分の感覚で探り、試すのが好きなのだそうだ。
 
感性に突き動かされる農家が育てる野性的リンゴ
そんな松藤さんが、しばしば口にする言葉がある。それは「感性」だ。りんごを山形で育てるようになったのも、“りんご”という強烈なビジュアルイメージに、感性を突き動かされたからだと言う。そのりんご畑は、一体どのような姿をしているのかと、期待を胸に畑に向かった。すると、そこにあったのは、野生的なりんご畑。自らも「ほかじゃあり得ない」と言うように、真っ直ぐ伸びる樹が途中で切り落とされ、空に向かって真逆に伸びた樹が残されている。迫力があり、圧倒される気さえする。剪定の時期には、自分以外の人を畑に入れず、一人で樹と向き合うのだそう。音や声もない、静かな畑で、枝や花芽を見て、ひたすらに樹と向き合い、自らの感性を委ねて、剪定する。まさに松藤さんが、そのまま形になって畑に表れているように思えた。
 
食のマリアージュを楽しむとき、りんごの樹の剪定をするとき、オリジナルのレシピで料理を振る舞ってくれたとき。自らの感性に素直に従うことで、生きること、暮らすこと、働くこと、その全てを楽しんでいるのだと感じた。
 
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栽培方法 水耕栽培 土耕栽培
肥料 化学肥料 有機肥料(購入) 有機肥料(自家製) 無肥料
雑草対策 除草剤 手刈り 放置 その他
病害虫対策 殺菌剤 殺虫剤 手潰し その他
種苗会社より購入 自家採種