山形/新藤養蜂園

山形/新藤養蜂園

ミツバチが突然消え、後継者もいなくなっている養蜂業。そんななか、純粋な気持ちで蜂蜜を生産する人もまだまだいるものです。山形県で天然の蜂蜜を生産している新藤万里子さんもその一人。
 
彼女が養蜂を始めたきっかけは、80歳を越えたお父さんでした。1985年から続く新藤養蜂園は、もともと市役所で働いていたお父さんが定年後に始めたもの。長くアメリカに住んでいた彼女は、年を重ねてもまだ現役で養蜂を続ける彼の姿を見て、「養蜂を支えることが父を支えることにつながるのでは」という想いで後を継ぐようになりました。
 
昔ながらの完全手作業で、100%純粋な蜂蜜を非加熱で生産。蜜源となるのは、サクランボ、アカシア、栗、ゆりの花など・・・。山に囲まれて、豊かな水源の湧く山形だからこそ採れる蜂蜜です。多くの養蜂家たちは年中花の咲く地域を探して活動しますが、新藤養蜂園は冬のあいだはぽっかりとお休み。自然の摂理に従います。
 
また、殺菌剤や殺虫剤がかかると死んでしまうミツバチたちの巣箱は、周りの里山が消毒の時期に入ると、ひっそりと奥山へと移動させます。
 
ミツバチたちが生み出す自然の循環。親から子へと受け継がれていく養蜂。そんなつながりを大切にする新藤さんの蜂蜜です。
 
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