茨城/シモタファーム

茨城/シモタファーム

青山ファーマーズマーケットには毎週末、たくさんの農家さんが集まる。その中でも一際、透き通ったキレイな味の美味しい野菜を育てる農家さんがいる。それが、茨城県取手市シモタファームの霜多増雄さんだ。そのブースには「エビデンス(根拠)のある野菜」という言葉が掲げられている。5年前、マーケットが始まった当初、農業について何も知らない僕に、簡潔に、わかりやすく農業のイロハを教えてくれたのが霜多さんだ。今回、改めてお話を伺った。
 
新鮮さの根拠って何?小さなラボが教えてくれる野菜の根拠
話を聞いていくと「よく新鮮な野菜と言うけど、その新鮮さのエビデンスは何?」と聞いてくる。当然、答えられない。答えられる訳がない。さらに「いまの農業には、化学的な視点が足りてない」と話を続ける。何かを分析し、数値化し、検証して、データを蓄積するという行為が不足していると、教えてくれる。
 
遡ること20年前、霜多さんは畑に小さなラボを設えた。栄養たっぷり、美味しい、体にいい、新鮮。マーケットでもよく耳にする言葉の根拠を得るために。「自分が育てる野菜、もしくは自分が食べる野菜が、何だかわからないのは気持ち悪い。自信持って売れないし」とその必要性について話す。化学的視点がすべての根底にある。それは土においても同様だ。
 
土には分かっていないことがまだまだ沢山あるんだよ
「良い土でないと良い野菜は育たないよ。土は基本だから。堆肥の原材料は何だって良い。出来た堆肥を分析して、畑の土も分析して、必要量を必要としている畑に撒く。多すぎることもなければ、少なすぎることもない。分析して、裏付けをとって、データを蓄積していくことが大事なんじゃない」と土について話す。その一方で「土づくりって簡単に言うけど、そんな簡単なことでは無いよ。土には分かっていないことがまだ沢山あるんだから。農家は、良い野菜を育てるために必要なことをするんだよ」と加え、自然への畏敬、謙虚さも失わない。
 
買って、食べた人が健康になる野菜を育てていきたい
最後に霜多さんは言う。「いま医療費がもの凄くかかるようになってきてる。誰も病気になりたい人はいないし、病院に行きたい人もいない。だったら健康の方がいいでしょ?買って、食べた人が健康になる野菜を育てたい」と。野菜を見つめ、土に向き合い、農業の本質を追求し続け、学び続ける霜多さんとの出会いに感謝している。農業は面白い。
 
シモタファーム:http://shimotafarm.com/
 
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栽培方法 水耕栽培 土耕栽培
肥料 化学肥料 有機肥料(購入) 有機肥料(自家製) 無肥料
雑草対策 除草剤 手刈り 放置 その他
病害虫対策 殺菌剤 殺虫剤 手潰し その他
種苗会社より購入 自家採種
メッセージ

堆肥は分析を行い、アンモニアが検出されないことを基準に完熟かどうかを判定しています。