千葉県/百姓参之介

千葉県/百姓参之介

リアル0スタート農業

Farmer’s Market @UNUの出店者さんの多くが10種類上の野菜を販売しているが、その中でもせいぜい5種類程度の野菜しか販売していない出店者がいる。品種を絞ったこだわり野菜を販売しているのが千葉県から出店している百姓参之介さんだ。

百姓参之介の糟屋さんは脱サラし、縁もゆかりもない千葉県で新規就農した。実家が農家ということでもなく、親戚に農家がいたということもなかったため新規就農時の補助金も受け取ることができず、ノウハウ、つながり、補助金、土地など完全に0から農業をスタートした。

「百姓参之介」は曽祖父が八百屋をやっていたときの名前を取ったとのこと。今「百姓」はテレビでは使用していけない単語になっているらしいが、「百姓は百のことができる立派な職業」ということにプライドをもち、それに対するアンチテーゼ的な意味もあるという。

戦略的に作物を生産する

百姓参之介さんの野菜は全て農薬・化学肥料不使用で生産しているが農業に対するこだわりはそれだけではない。「元々サラリーマンをしていた経験があり、それを活かし徹底的にコスト計算をして、リスクもヘッジしながら作る品目を選んでいます」と糟屋さんは話す。糟屋さんが生産している畑のある地域は海が近く海風の被害や、台風の影響をうけやすいという。そのため、それら被害に強い作物を選択して、出来る限り労力をかけずに良いものができるようにしている。

「しっかりコスト計算をして生産をしていけば、限られた面積、品目で十分に利益を出すことは可能です。また、品目を絞ることで、集中できるので良い作物ができるんです」と糟屋さん。集中と選択をすることで、品目は少ないが1つ1つの作物の質を高めている。
 

培ってきたノウハウを活かし生産法人を作る

今後は自分より若い人を雇用して生産法人を作っていきたいという。当初は周辺の農家さんを集めて組合を作ろうと思ったが、自分の培ってきた生産ノウハウや、経営ノウハウを更新に伝え生産法人を作っていきたいという。生産法人化することでメリットが有り、個人では取引できなかったロットでの取引もできるようになり、休日を取りにくいという農家でも休日ができるようになる。生産法人を作り、効率的な農法で生産することで農業のイメージアップや、担い手不足も解消していきたいという糟屋さん。

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