ハーブの香りに誘われて

あたりに立ち込めるのは、目の覚めるようなハーブのいい香り。栃木にある那須高原HERB’sの浜津さんは、自社農園で栽培したハーブを使い、ブレンドハーブティーを作っている。生産から加工、販売まで、すべて自分たちで行っているが、育てるハーブの品種は30数種以上と幅広い。馴染みのあるペパーミントやラベンダー、レモンバームから、あまり耳にすることのないセントジョーンズワートやエキナセアまで・・・

畑に蒔いたハーブの種がやがて芽生え、生い茂る。収穫した新鮮なハーブを乾燥させたあとは、自らブレンディング・パッケージングまで手がける。そのようにして、生産、加工、販売すべての工程を手がけることで、自分たちも純粋に信じられる美味しいハーブティーを作ることができるからだ。

四季折々にあわせたブレンドハーブティーを選ぶのも楽しい。店頭には、一つひとつ丁寧に育てられたハーブ苗も並んでいる。消毒・肥料は木酢液や有機肥料など、自然のものを使っているから育てるのも安心。お気に入りのハーブを見つけたら、バルコニーで栽培を始めてみてはいかが。