長野/五味農園

長野/五味農園

 

標高1,000mの高原で、家族総出で農業に打ち込む

五味航さん・あやさん夫婦は、先代から受け継いだ広大な農地を活用し、航さんのご両親と一緒に長野県岡谷市で農業をしている。それまでは地元での直売や通信販売のみだったが、2018年夏から青山ファーマーズマーケットで対面販売をはじめた。販売には、航さんのお姉さんやその子どもが手伝いに来てくれることもある。

しかし、あやさんは埼玉出身。長野の山の上にある航さんの実家での、農業を営むご両親との生活は、今まで経験したことのない新鮮なものだった。結婚当初はお義母さんの畑仕事を手伝う気持ちはあっても足手まといになってしまい、悲しい思いをしたこともあったという。

ほどなくして五味さんの家で、岡谷市の新たなブランド事業としてフルーツコーンを栽培することになった。お父さんも勤めていた会社を退職し、本格的に家族総出で農業に打ち込むことに。「お客様に安心して食べていただけるものを」という思いで日々土作りから努力しているお父さんの姿をみて、航さん・あやさん夫婦も子育てをしながら自分たちにできることを探し、「お客様に喜んでいただきたい、そして両親を支えたい」という思いで頑張っていると話してくれた。

 

 

五味農園の看板商品、4種のフルーツコーン!

フルーツコーンの栽培を始めると、たちまち五味農園の看板商品に。現在、サニーショコラ、ハーモニー、ゴールドラッシュ、おおものという4種類のフルーツコーンを栽培している。 標高1,000mという環境で育てるとうもろこしは非常に糖度が高く、「きっといままでに経験したことのない甘さです」という五味さんたち。生で食べられる、みずみずしくてやわらかく、「フルーツ」コーンというだけあって果物のようだ。ぜひ一度、生で食べてみてほしい。

五味農園のブースに行くと、オリジナルの「農園レシピ」ももらえる。生でそのまま食べるのはもちろん、蒸したり、皮をむかずに焼いたりと、いろいろな食べ方を教えてくれるので、自分のお気に入りの調理方法を見つけるのも楽しそうだ。

 

 

マーケットで生まれる人とのつながりを大切に

2018年夏にファーマーズマーケットへの出店をはじめた五味農園さん。お客さんに「ほんとうにおいしい!」「もう五味農園のお野菜しか食べられない!」「安心してモリモリ食べられます!」など、心から喜んでもらえるとき、これほどうれしいことはなく、「お客さんの笑顔がわたしたちを動かす力となっている」ということを日々実感しながら畑仕事に勤しんでいるそうだ。 将来的には活動の幅を広げながら、ただ野菜を作って売るだけ、というのではなく、食に関心のある人と一緒になって農業を楽しむことができる場を提供していけたらと考えているという。マーケットを通じて出会うことのできる様々な人とのつながりを、その場だけで終わるのではなく、そのひとつひとつを大切にし、将来を担うこどもたちへもつないでいけるステップにしていきたいと話してくれた。

 

 

 

 

栽培方法 水耕栽培 土耕栽培
肥料 化学肥料 有機肥料(購入) 有機肥料(自家製) 無肥料
雑草対策 除草剤 手刈り 放置 その他
病害虫対策 殺菌剤 殺虫剤 手潰し その他
種苗会社より購入 自家採種
メッセージ

安心して食べられるものを作るために、化学肥料や農薬を使用せずに行う方法はあるのだろうか?というのが一番の課題です。
特に、とうもろこしに関しては、どうしても虫がつき、おいしい実をみんな食べられてしまいます。良いものを提供するためには害虫駆除が欠かせません。それで、いろいろ研究を重ねた結果、現在は「BT剤」という自然由来の安全な消毒のみを行うことに決めています。