【勉強会レポート】『Honey Talk(蜜談)ー都市養蜂家・金子さんに聞く、みつばちとはちみつのことー』

Farmer’s Market Community Clubで10/22(日)に開催した『Honey Talk(蜜談)ー都市養蜂家・金子さんに聞く、みつばちとはちみつのことー』。東京を拠点に活動する若手養蜂金子さんにはちみつとみつばちの話しを伺いながら、千葉(桜&藤、ハゼノキ、カラスザンショウ)と東京(荻窪の春・夏、武蔵野ブルーベリー、小金井の春・夏) で採れたはちみつ8種のテイスティングを実施しました。

一般的に流通しているはちみつのことや、最近見かけることの多くなった【非加熱】の表記があるはちみつのこと。地方の養蜂の現状についてなど、普段なかなか伺うことのできない内容を中心に、トークは進みました。実際にテイスティングをしてみると、際立つのはそれぞれの味わいの違い。同じ土地で採れたものでも、季節が違えば咲く花も違うため、味や色の変化に繋がります。参加してくださった皆さんの表情も、テイスティングを通じて一気に変わり、そこから会話が生まれ、より深く興味を持ってくれたように見えました。



テイスティングのあとは、引き続き金子さんの都市養蜂についての考えや思い、みつばちの役割の話し。「みつばちを通じて地域のコミュニティづくりをしていきたい」という金子さん。実際に、既にはじまっている学校と連携して取り組む活動の事例や、都内の果樹農家さんの畑でのみつばちの利用についての紹介もしてくれました。単に、ビジネスや仕事として養蜂に携わるのではなく、それを通じて人やモノ、コトを繋げていく、繋がっていく。丁度みつばちが野菜や果物の花粉を運ぶ媒介役(ポリネーター)であるように、金子さんも同じ役割を果たしています。


身近にありながらも、なかなか知る機会の少ない、みつばちとはちみつのこと。8種のはちみつのテイスティングして比較してみると、味の違いがはっきりと分かり「一体この違いはどこからやってくるのか?」「そもそみつばちはどんな風に活動をしているのか?」といったことに、自然と興味が出てきます。今回をきっかけに、一緒になって、みつばちとはちみつのことを学んでいければと思います。

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