“rotation from the table”
農家やゲストの人々とともにテーブルを囲む、ファーマーズマーケットならではの1日限定レストラン
rotableは日本各地で開催されるその土地々々の風土にフォーカスした、期間限定のポップアップレストランです。
漁師町、山奥の棚田、その土地で代々守られてきた古民家で、 その土地の自然や風土を感じながら、食べ物の作り手、土地に住む人たち、食べる人、皆でテーブルを囲みます。それが双方の結びつきを深め、自然環境や食にとりまく環境がより持続可能なものにつなげていくのがコンセプトです。
第6回目の開催となる今回の会場は東京、青山ファーマーズマーケットです。
マーケットの農家さんの食材を使った料理、ナチュラルワイン、季節の植物などがあしらわれたテーブルで、このマーケットが積み重ねてきた風土を、生産者やゲストの皆さまとともに分かち合えるような食の体験を表現します。
何千年、何万年と堆積して生まれたその土地の風土、自然と寄り添う農家さんの個性が出会って生まれる野菜たち。たとえば同じニンジン一つをとっても、たくさんの種類があり、食べてみるとそれぞれに畑の個性があります。鼻を突き抜けるようなからし菜の辛味ですら身体に馴染んでいく。それはとてもドラマティックなものです。
今回は「土」を切り口に、農家さんやその土地の風土が生み出す世界を五感で感じられるようなレストランにしたいと思います。それが私たちの食を支える人々や自然にとって持続可能で、より豊かな食につながっていけばという思いを込めて。
【メンバー・協力農家さん】
<料理>
三上 奈緒 /旅する料理人。
旅先にて生産者を訪問し、その場で集まった食材で料理をするのがライフワーク。 東京農業大学卒業。栄養士として小学校で勤務後、渡仏し料理の道へ。アヌシー、プロヴァンスのレストランで修行。 帰国後、青山の「ラ・ブランシュ」、米・カリフォルニアの地産地消レストラン「ChezPanisse」を経て、現在は愛媛や五島列島など日本各地にてポップアップレストランを開催。子どもたちへの食教育として、Edible schoolyard japanのchef teacherも行う。
<料理・主宰>
Taro Yokoyama /Rotable Founder & Organizer
人・自然・地域・都市が共 生する世界は豊かなものだという信念のもと、「食」を軸に、そういった世界を伝えていく、実 現していくべく活動している。生産者・消費者がお互いの世界を理解し、つながること、人々 が五感を使ってその土地の自然環境感じることで、双方の信頼関係を築き、結びつきを深め、 自然環境や食に取り巻く環境を持続可能なものにしようと努める。自身で生産地に足を運んだ り、料理の勉強にも励む中、地域の食材を使った ポップアップレストラン「Rotable」 をスタート
<Wine>
Shinichi Takahashi /Natural wine and Craft shop Owner
東京中野区のナチュラルワイン専門の酒屋『Human Nature』オーナー
<食材協力>
千葉\自然農園TOM
「自分は、こういう育て方をしているから、絶対に美味しいなんていうのは間違い。雨の量、気温、湿度、自然の条件は、毎年違う。それによって野菜の味も変わる」と言葉を漏らす。「日々、変化を感じながら、少し早くタネを蒔いたり、早めに収穫したりする。そういった自然との対話の中で、美味しい野菜に出会うと、一番嬉しい。もう自己満足だね」と笑顔をこぼす。自然は巡る。五感で畑を感じ、そっと手を差し伸べてあげる。自然から野菜をいただくために。
(http://farmersmarkets.jp/vendors/shizennoen_tom/)
長野\momoGファーム
「地球に優しく、人に美味しく」をテーマに長野県伊那郡で農薬・肥料を使わずにお米と野菜を栽培。肥料を使わずとも自然のバランスを大切にした土や水の養分を稲が吸収することで、肥料を使うよりもおいしいお米や野菜を育てることができるそう。南アルプスに囲まれた田畑にて、日々ん植生や生物などと向き合い続けている。
(http://farmersmarkets.jp/vendors/momogfarm/)
小田原\グリーンバスケットジャパン
神奈川県の小田原市、南足柄市の畑で、身土不二を広義に捉え、オリーブや西洋野菜オリーブと西洋野菜を栽培。「世界に通用するオリーブオイルを作りたい」という熱い思いを胸にオリーブ畑の面倒を見ながら、今はオリーブオイルに合う西洋野菜を農薬不使用・植物性肥料のみで育ててファーマーズマーケットで販売している。
(https://www.greenbasketjapan.com/)
<会場デザイン>
Kuze Studio(久世将寛/野村プリシラさゆり)
<装花>
塚本ゆかり(lady bugs)
渋谷ladybugs勤務、独自のセンスでそこにあるワイルドな草花をプレゼンテーション。過去、三重県尾鷲市で開催された野外レストランでも周辺の山からとったワイルドな草花をかっこよく装花してくださいました。今回は農家さんの畑、周辺に生えている草花を、装花をというフィルーターを通じて、会場でプレゼンテーションします!
<撮影・写真展示>
Daisuke Takashige /Photographer
大学入学後、アジア、アフリカ各国への旅を機に写真を始める。在学中にインド・チェンナイ近郊のダリットの集落で住宅建設支援に携わる。卒業後、新聞社に入社。2012年から2014年まで静岡で取材記者、2016年まで金沢で紙面編集。
その後、都内撮影スタジオ勤務、カメラマン田村昌裕氏への師事を経て2018年からフリーランスとして活動開始。
(https://www.daisuketakashige.com/)
<主催>
Farmer’s Market @UNU、rotable in Tokyo 2019実行委員会
<協力>
マーケット出店農家さん、岩崎魚店、カントリーファーム西浦、patagonia provisions
【日時】
・5/4(Sat) @Farmer’s Market UNU(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
・Early dinner 17:00~20:00 ¥6,000 *ワンドリンク込み (定員:35名 要予約)
・Bar 13:00~20:00 (予約不要)
・主催:Farmer’s Market @UNU、rotable in Tokyo 2019実行委員会
・予約受付|https://peatix.com/event/644329/view
本イベントのお問い合わせ先:info@rotable.jp (rotable 担当:横山)
2019.4.21