NORAH Season6

今年で7周年を迎えた青山ファーマーズマーケット。都市と野良が出会うこの場所から、皆さんにお届けする季刊誌『NORAH』Season6の発売です。

前号のSeason5から約二年ぶりとなる今回のテーマは「種」。あらゆる意味を秘めている「種」にフォーカスし、生命の起源としてのシュ、私たちが口にするあらゆる食材の元となるタネ、様々な角度から”考える種”をもつきっかけを作れたらと思います。ふと足を止め、原点に立ち返るきっかけになりますように。どうぞお楽しみください。


Everything comes from seeds.

何百、何千、何万、何億年。地球上で、生命は種を繋いできた。動物も植物も。
遺伝子の壮大な旅とも言えるこの道程の先頭に、今を生きている命はある。
誕生や萌芽は旅の新しい道を示す。それは尊いことだ。
野良であることのひとつは、その尊さに気づき、喜びと思えること。


SAMPLE PAGES

▼コンテンツ
01. THINKING SEED
The Shape of seeds|種苗の現状と種の保存|種と言葉 |種の起源≒愛? |種採る人々 |未来の伝統野菜 |稲の未来を切り開く –アートとしての種採り– |育種の真実 |旅する種 |実りの種、みつばち |きのこの不思議 胞子の秘密 |種から搾るエネルギー |無限の巡り合わせ 食欲のタネ |新たな生命の息吹をもたらす爆弾

02. THE BEAUTY OF TASTE
美味しさはどこから来て、どこへ行くのか|美味しさとは何か? —伏木亨教授インタビュー|美しい味を生み出す|自然が生んだ旨味 —麹

Farmer’s Market @ UNU RAW TOKYO|Urban Farm Community Oakland|無花果|Rethink Food Project|Farm to Table|TAKIGAHARA FARM

03. BRIDGE OVER
Omnipollo|NOT FOR SALE ALE|Cape Project

04. SEED column
パンを巡る「種」|私のミナモト 日本酒の種|自由の種|文化の種|種の保存とLGBT|息を吹き返したレコード文化のキセキ|学びの種|飯の種|イキバをなくした種|三倍体:種なしは割り切れない

05. NORAH column
Naoko Tanijiri’s HITOTEMA recipe|To make something continue with or without changing.|Growing trees from seeds|N.G. R.|杜氏という農的生業「ナリワイ」

▼ 仕様
季刊誌|B5サイズ(H257×W192mm)|127ページ|フルカラー|1,550yen(税抜)


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